5月26日、日本財団の招聘で来日中のムサンナ県(自衛隊が派遣されているサマワのある地域)の中心的な宗教指導者のアルマイーリ師ら5人の方々が瑞応寺を来訪されました。 師らの仏教寺院を訪問し対話したいとの要望から行われたものですが、本堂で車座になり住職らと熱の入った対話を行いました。
宗教は違ってもインサニーア(人間主義、人道主義)を基本としていけば世界の紛争は減っていくであろうとの結論をお互いに確認しあいました。
【招 聘 者】
■サイド・アリー・アルマイーリ Said Ali Almaili(正式名:Ali Salman Jabar)
1955年ルマイサ(Rumaitha)生まれ。
南部地域で最も人気と尊敬を集める人物。日本の自衛隊に協力するよう呼びかけた。
■シェイク・マアド・アルワイリ Sheikh Maad Alwaili(正式名:Maad Toma Saad Alwaili)
1963年サマーワ生まれ。 東サマーワ・モスクのイマーム(導師)。
「自衛隊を攻撃するな」という宗教判断(ファトワ)を出した人物。
■ハッサン・アブドル・アミール・アルダジェール Dr.Hassan Abdulamir Aldager
1953年サマーワ生まれ。 病院の科学委員会委員長。サマーワ地域で名声の高い医師。
■アリー・アブドル・カリーム・夕一リブ Dr.Ali Abdul Karim Talib
1980年サマーワ生まれ。 産婦人科・小児科病院医師。日本の自衛隊医務官のコーディネーター。
■バシャール・アブドル・サッタール・サディーク Bashar Abdul Sattar Sadiq
1978年サマーワ生まれ。 ラボラトリー分析官(薬学)